子どもが中学生くらいになると、「宿題をしなくて困っている」という悩みが出てくるご家庭も少なくありません。そういった場面で親がとる対策にはどのようなものがあるのでしょうか。具体的な対策方法をまとめてみました。
何度言っても子どもが宿題をしない場合、親は「自分からやるまで放っておこう」と考えることがあります。子どもの自主性が育つのを待つと言えば聞こえはよいですが、実はこの方法はNG。放置されると「このままでいいんだ」と思い込んでしまい、ゲームやスマホなどに夢中になってしまうケースが多くなっています。
しかし、だからといって口うるさく「宿題をしなさい」と言い続けるのもオススメできません。イヤイヤ宿題に取り組むことで勉強するのが嫌いになったり、「言われたからやる」というクセがついて自主性が失われてしまうことがあるからです。また、子どもが宿題をやり始めたのに、「全然できてないじゃない」などと否定的な言葉をかけるのも避けたほうが良いでしょう。
子どもが宿題をやるようになるためには、親の心構えと適切なサポートが大事。以下に対策方法をまとめてみましたので、参考にしてみてください。
これは「親が宿題を見てあげる」ではなく、「一緒に勉強をする」のがポイント。漢字ドリルでも計算ドリルでも構いません。隣で親が勉強していると、子どもも「自分もやらなきゃ」という気持ちになりやすく、意欲もアップします。また、親が隣にいると分からないことを聞きやすくなるため、適切なサポートもできるでしょう。その際に、「こんなことも分からないの?」などという、否定的な言葉をかけないよう注意してください。
子どもの性格にもよりますが、家庭内で自宅学習のルールを作ってみるのもひとつの手段。例としては、「宿題が終わったらゲームをしてもOK」「帰宅したらまず宿題をする」といったルールです。きちんとできたらそれ以上は求めず、しっかり褒めてあげることを心がけましょう。それが意欲アップにつながります。
勉強する時間を決めるとゴールが明確になり、宿題や勉強に取り組みやすくなる傾向があります。勉強時間について、小学生の場合は「学年×10分」が目安とされているため、小学校3年生なら30分、5年生なら50分くらいでOK。中学生の場合は、「学年×1時間」を目安としましょう。親としては少ないな…と感じるかもしれませんが、短時間の勉強を集中して続けたほうが、長時間ダラダラと勉強するより効率がよいと言われています。
子どもが宿題や勉強をしていなかったら放置するのではなく、一緒に勉強して見たり、自宅学習のルールを作るなど子どもに寄り添うことが大切になります。下の表では勉強が苦手な子どもに対して寄り添いながら授業を進めてくれるオンライン家庭教師も紹介しています。「子どもが勉強するようになってほしい!」と考えている方は、参考にしてみてくださいね。
中学生におすすめの
オンライン家庭教師・
オンライン塾を詳しく見る
手元カメラの用意があり、チャットフォローもしてくれるオンライン家庭教師をピックアップ。各サービスの特徴や授業料などをまとめました。
「オンライン 家庭教師」でGoogle検索上位30社のうち、「⼿元カメラを使った指導」「チャットによるフォロー」に対応したオンライン家庭教師3社を選定(2021年6⽉25日調査時点)
【目的別】おすすめオンライン家庭教師3選
家庭教師の銀河
メガスタ
マナリンク