オンライン家庭教師を始める際に、必要な機材のひとつに手元カメラ(書画カメラ)があります。これは、その名の通り手元を映すためのカメラ。オンライン家庭教師によっては、手元カメラで生徒が問題を解く手順をチェックしながら授業を進めることがあります。
スタンドとカメラと照明が一体になっているタイプです。机の上に置くだけで、真上からの映像を簡単に撮ることができます。ほとんどの一体型カメラにはオートフォーカス機能がついており、自動でピントを合わせてくれるのが特徴。手元の画像がぼやけて見えない…といったトラブルを防ぐことができます。ただし解像度が低いカメラだと小さい字がつぶれることもあるため、HD720以上(1280×720)を目安にするとよいでしょう。
WEBカメラとクリップを組み合わせて、手元カメラを実現させる方法です。市販の小型WEBカメラをクリップで挟み、ノートパソコンなどに取り付けて固定させます。一体型の手元カメラよりも安価なのがメリットです。
スマートフォンをスタンドで固定して、手元カメラとして使う方法です。スマートフォンを小型の三脚に固定してケーブルでパソコンとつなぎ、高さを調節。手元の画像をディスプレイに映すためのミラーリング機能付きアプリを起動して利用します。
お互いの顔を正面から見るだけのオンライン授業だと、講師は生徒の手元を見ることができません。この場合、どこで生徒がつまずいているのかが分かりにくいですが、手元カメラがあれば一目瞭然です。「何から書き始めているか」「どこで悩んでいるか」が明確に分かるため、生徒が言葉で「分からない部分」を伝えられなくても、講師がそれを視覚的に把握することが可能。ピンポイントで的確なアドバイスができます。また、生徒が問題を解くスピードに合わせて授業を進められるのもメリットです。
手元カメラをレンタルしているところもあるので、家庭教師選びの参考にしてみてくださいね。
手元カメラのレンタルがあり、オフラインのような
授業を受けられる家庭教師3選
オンライン家庭教師にとって手元カメラは重要なアイテムですが、その他の使い道が少ないのがデメリット。とくに一体型の手元カメラは比較的高価なので、購入を躊躇する人も少なくありません。そんな方のために、手元カメラをレンタルしてくれるオンライン家庭教師もあります。こういった会社を選ぶのもひとつの手段ですので、検討してみてはいかがでしょうか。
手元カメラの用意があり、チャットフォローもしてくれるオンライン家庭教師をピックアップ。各サービスの特徴や授業料などをまとめました。
「オンライン 家庭教師」でGoogle検索上位30社のうち、「⼿元カメラを使った指導」「チャットによるフォロー」に対応したオンライン家庭教師3社を選定(2021年6⽉25日調査時点)
【目的別】おすすめオンライン家庭教師3選
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