「子供が勉強してくれない」と悩む親は少なくありません。毎日勉強を促すのも大変です。実は、簡単なことで勉強の習慣は作れます。勉強計画を立てさせてください。帰宅後5分以内に計画を立てるのがポイントです。帰宅後すぐの計画が勉強習慣につながる理由やコツを紹介します。
中学生は、授業時間が長くなり部活動もあるため、勉強できる時間は2時間程度が平均的。夕食後、20時~22時が勉強タイムになるでしょう。
習い事をしていると、21時頃からしか自分の勉強ができないというケースもあります。23時に就寝すると考えると、自分の勉強に充てられる時間は最大限活用できても2時間程度です。塾に通っている場合、22時くらいからしか勉強できないかもしれません。
少しゆとりをもったスケジュールにすると、2時間も勉強に充てられない可能性が高いです。短い時間を有効活用することがポイントになるでしょう。
少ない時間を有効に活用するためには、帰宅後すぐに今日の学習計画を考えることが重要です。帰宅後リビングでダラダラしている子どもに「勉強しなさい」と言ってもなかなか動かないのではないでしょうか。
親に言われて渋々机に向かっても集中できません。自分で計画を立てることが大切ですが、ポイントは帰宅後すぐに計画を立てることです。すぐに勉強を始める必要はありません。帰宅後5分以内に計画を立てる習慣をつけるといいでしょう。
帰宅後すぐに計画を立てておけば、勉強せずおやつや食事の時間を挟んでもかまいません。おやつや食事の後で計画を立てるのではなく、食べる前に計画を立てておくことが大切です。計画を立てる前に食事をしてしまうと、計画を立てることが面倒に感じ、ダラダラ過ごしてしまうことになりかねません。
帰宅後すぐに計画を立てることで、頭の片隅に終わっていない課題がある状態になり、おやつや食事の後、スムーズに勉強をスタートできるのです。
限られた時間を有効に勉強時間に充てるためには、勉強の習慣化が大切。毎日1時間でも集中して勉強すれば、休日の勉強と合わせると意外と十分な勉強量を確保できるでしょう。毎日の勉強を習慣にするのは、スケジュールを立てると簡単です。
帰宅後すぐに復習をして、食事の後は予習をするなど、ルールを決めてください。決めたルールは守ることが大切。「部活がハードだったから」「好きなTVがある日だから」など、理由をつけて守らない日があると、勉強習慣は崩れてしまいます。
スケジュールを決めるときは、まず、目標を考えましょう。目標が達成できるよう逆算しなければいけません。「〇〇高校合格」などの大きな目標だけではなく、「中間テストで80点を超える」など、中間目標を決めると課題が分かりやすくなります。見つかった課題に合わせてスケジュールを立てていくのがポイントです。
特に小学生の場合は、スケジュールを細かくしないように気を付けてください。小学生は、時間を区切ることで、焦って雑な勉強をしてしまいやすいです。制限時間を設けず、計画した学習が終わるまでじっくり勉強させましょう。中学生になると時間を意識することで集中できるようになります。受験を意識するためにも、制限時間を設けて取り組むと効果的です。
目標達成のコツは、ゲーム化です。ゲーム化と言っても、難しいことをする必要はありません。自分が決めた課題をクリアしたことが実感できるようにしましょう。簡単な方法は、やるべきことをリストにして、できたことを消していくというものです。今はデジタルが多いですが、紙に書き出してできたことを線で消しても充実感を得られます。
計画を立てると勉強したくなる理由は、決めたことを「早く終わらせたい」という心理が働くからです。「やる気」や「勉強が嫌い」は、そもそも気持ちの問題。心理の作用を活用すれば、解決しやすくなります。
早く終わらせたいという心理が上手く働き、自然と机に向かうのは、自分で決めた計画だからこそ。帰宅後すぐの計画が勉強習慣を身につけさせてくれます。毎日の勉強が習慣になれば、学ぶことの楽しさを知り、より勉強意欲が湧いてくるでしょう。
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