子供の集中力を高める方法とは？

お子さんの学習習慣づけや成績アップのためには、オンライン家庭教師を活用するとともに、勉強中の集中力を高めることも必要になってきます。

集中力は、規則正しい生活や意識の切り替えによって身につきます。ここでは、集中力を高める方法について具体的に解説していきましょう。

集中力を高めるポイント

規則正しい生活

勉強中は脳をよく働かせる必要があります。脳を働かせるには、十分な栄養と睡眠を確保することが大切。毎日3食しっかり食べ、脳のエネルギー源になる炭水化物はもちろん、タンパク質、ビタミン、ミネラルなどをバランスよく取り入れた食事を心がけましょう。

また、勉強時間が長くなるとどうしても夜遅くまで起きてしまいがちですが、そのせいで睡眠不足になってしまうと日中の集中力が切れてしまいます。夜は早く布団に入り、朝早起きして勉強するなど、工夫して十分な睡眠時間を確保しましょう。

休憩の時間を考える

人間が集中し続けられる時間は、長くても90分までとされています。何時間もぶっ通しで勉強していると、途中で集中力が途切れてしまい、学習効率がどんどん下がってしまいます。集中して学習するには、時間を区切ってこまめに休憩を入れることが大切です。

集中力を高める時間の使い方の一つに、タイマーを使って25分の勉強と5分の休憩のセットを繰り返す「ポモドーロテクニック」があります。勉強15分＋休憩5分、勉強30分＋休憩5分など、自分の生活に合わせて時間を変更することもできますので、ぜひ一度試してみてください。

小さな目標とご褒美を設定

「次のテストで学年◯位以上を取る」「第一志望の高校に合格する」といった夢を叶えるために勉強に励みますが、その夢が叶うまでに長い時間がかかる場合、集中力を保つのが難しくなってくる場合があります。そんなときは「今日中にこのプリントを終わらせる」「このページの単語を覚える」など、クリアできる小さな目標を設定しましょう。

また、その目標をクリアできたときのご褒美も決めておくのがおすすめです。小さな目標達成のために集中し、それができたらご褒美、と繰り返していくことで、勉強のモチベーションを保つことができるでしょう。

机の上に不要なものを置かない

机の上に今やっている勉強と関係ないものを置いておくと、それが視界に入り脳まで情報を届けるため、無駄なエネルギーを消費し、気が散って集中できなくなります。勉強するとき、机の上は最低限必要なものだけ置くようにしましょう。携帯電話やスマートフォンも、見えないところにしまっておいてください。

また、棚に並んだ本や漫画、DVDやCDが目に入って集中力が途切れてしまう場合は、棚に布を被せて見えないようにするのもおすすめです。

ルーティンによる意識の切り替え

瞑想する、「今から勉強する」と声に出す、ヒーリング音楽をかけるなど、勉強の前に行う何らかのルーティンを決めてはいかがでしょうか。

何らかの動作と勉強をセットにして習慣づけておくと、その動作を行っただけで自然に勉強しようという気持ちになります。意識を勉強モードに切り替えることで、集中して勉強できるようになるでしょう。

「水」を飲む

勉強の前にコップ1杯の水を飲むのもおすすめです。脳の80％は水でできており、頭の働きを良くして集中力を高めるためには水分が大事なのだそうです。

まとめ

勉強の集中力を高める方法についてお伝えしてきました。

規則正しい生活をしたり、勉強に適した環境を整えるには、親御さんの協力が必要不可欠です。お子さんが集中できる環境は親が作るものだと覚えておいてください。